菌床しいたけについて
しいたけは、栽培方法によって「原木しいたけ」と「菌床しいたけ」の2種類に分けられます。
私たちが育てているのは、ハウスの中で培地(菌床)にしいたけを発生させる「菌床しいたけ」です。
菌床しいたけは、原木しいたけに比べて独特のクセが少なく食べやすいのが特徴です。しいたけが苦手でも、菌床しいたけなら食べられるという方もいらっしゃいます。吾北のしいたけは、形の大きさと肉厚さ、うまみにこだわった極上の菌床しいたけです。
私たちが育てているのは、ハウスの中で培地(菌床)にしいたけを発生させる「菌床しいたけ」です。
菌床しいたけは、原木しいたけに比べて独特のクセが少なく食べやすいのが特徴です。しいたけが苦手でも、菌床しいたけなら食べられるという方もいらっしゃいます。吾北のしいたけは、形の大きさと肉厚さ、うまみにこだわった極上の菌床しいたけです。
しいたけができるまで
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種菌メーカー委託の業者が、培地の準備と種菌の植え付けを行い、しいたけ菌がブロック全体に回って真っ白の状態(一次蔓延)になったら私たちの所に来ます。
その後、培地の表面が褐色に変化して被膜強化(二次蔓延)するまで、さらに培養を行います。
夏の強い日差しによってハウス内の温度が上がりすぎないように、散水をしたりハウスの中に風を送ったりします。
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8月中旬に培地を覆っている袋の上部をカットして、適度に新鮮な空気に触れさせます。
しいたけにとっても酸素は必要不可欠なので、夏期カットを行うことで酸欠になるのを防ぎ、被膜の強化を図ります。
この状態のまま、暑すぎず寒すぎないよう細かな温湿度調整を行いながら、秋までじっくりと待ちます。
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10月下旬頃に、気温低下が刺激となって培地からしいたけが発生します。十分に成長したら収穫する流れを春まで繰り返します。
発生から収穫の期間中は、温湿度に特に気を使って菌床を管理します。
ハウス内の温度が15℃を下回りそうになれば、ドラム缶で作った薪ストーブで加温を行います。
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収穫したしいたけをひとつひとつ確認して、手作業でお客様にお届けするしいたけを厳選します。
私たちのところでは1年中しいたけを収穫できる「空調栽培」ではなく、四季の温度変化を利用した「自然栽培」でしいたけを育てています。
そのため、産地直送できるのは毎年10月下旬から2月下旬頃に限られますが、形や味など質の高いしいたけが出来上がります。